ブックメーカーの払い戻し率はどれほど高いのか?

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サッカー・野球などのスポーツの結果予想や大統領選挙などで誰が当選するのかなどを予想するブックメーカー。見事予想が当たれば、投じたお金×オッズ(倍率)の額が払い戻されます。運営者に幾分かの手数料が回収されますが、競馬や宝くじなどに比べると払い戻し率が大変高いことでも知られています。

ブックメーカーに類似した賭け事の払い戻し率に注目すると、宝くじは約45%、競馬・競艇・競輪・オートレースは約75%です。参加者から回収されたお金は地方財政の健全化や公共事業、産業の振興などに利用されます。また、ブックメーカーに良く似ているサッカーくじも払い戻し率は45%にとどまります。民間が運営するパチンコは店舗によって率が異なりますが、平均すると85%ほどといわれています。このように具体的な数値で見ると、日本での賭け事はいかに損をしてしまう可能性が高いかを伺うことができます。それに対し、ブックメーカーの払い戻し率は94%~96%と非常に高水準です。胴元に支払う手数料は4%~6%と非常に安く、それ以外のお金を回収される心配がありません。

払い戻し率に注目する理由は、率が高いものほど実践で負けが続いても破産してしまうリスクが少なくなることにあります。仮に、率の低い宝くじやサッカーくじなどに資金を投じた場合、最初の数回で負けてしまえば、資金はあっという間になくなってしまいます。逆に、率の高いブックメーカーではそのような可能性が低くなります。宝くじなどで生計を立てるのは極めて困難ですが、ブックメーカーでは十分に可能です。